コラム─ Column ─

【専門家監修】夏は肌荒れしやすい?紫外線やエアコンによる乾燥などの原因を解説

「夏なのに肌がカサカサと乾燥するのはなぜ?」
「夏の肌のベタつきやニキビを何とかしたい」
「夏の肌荒れを防ぐ方法はある?」
夏に肌がカサついたり、肌荒れしたりして悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。

 

この記事では夏の肌に起こるトラブルと、その原因について解説しています。また、夏の肌荒れを防ぐための対策についても詳しく紹介しています。

 

この記事を読むことで、夏に受けやすいダメージから肌を守る方法を知ることができるでしょう。

 

夏の肌を健康に保つには、適切な方法で肌のケアをする必要があります。夏に肌が荒れて困っている人や、夏になると肌が乾燥しやすいという人は、ぜひこの記事を参考に夏の肌荒れ対策をしてみてください。

夏の肌に起きがちなトラブル

夏になると、肌のトラブルが多くなるという人もいるのではないでしょうか。夏は様々な要因から肌の不調が起こりやすい季節です。

 

夏に起こりがちな肌トラブルの種類について、確認していきましょう。

乾燥してカサついている

夏は汗とともに肌表面の水分が逃げていってしまい、肌が乾燥しやすくなります。暑い時期に肌が乾燥するというイメージはあまりありませんが、実は夏も乾燥しやすい季節です。

 

また、たくさん汗をかいた後にタオルやハンカチで肌をゴシゴシと拭いてしまうと、さらに肌の水分は失われていきます。

 

出典:夏こそ乾燥対策を!肌トラブルの原因とおすすめの保湿ケア|天王寺リナクリニック
参照:https://rinaclinic.com/info/column/summer_skincare/

皮脂でベタついている

顔が皮脂でベタベタする場合は、肌を乾燥から守るために皮脂が過剰に分泌されている可能性があります。これはインナードライ肌と呼ばれるもので、肌内部は乾いているのに表面は皮脂でベタついている状態です。

 

出典:夏に注意したいのはインナードライ肌 〜美肌の土台づくりはクリニックで〜|シンシアガーデンクリニック
参照:https://www.sincere-gc.com/column/column29.html

ニキビや吹き出物が増える

肌が乾燥すると、水分が蒸発するのを防ぐために皮脂が過剰に分泌されますが、その状態が続くと皮脂が毛穴に詰まるようになります。毛穴に詰まった皮脂が酸化することにより、ニキビや吹き出物の原因となる場合があるでしょう。

 

それに加えて、肌のベタつきを解消しようと過剰に洗顔することで皮脂を取りすぎてしまい、さらに多量の皮脂分泌を招いてニキビがひどくなるケースもあります。

 

出典:【公式】『夏ニキビ』に注意!|ソノクリニック
参照:http://www.21vin.com/blog/column/%E3%80%8E%E5%A4%8F%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%83%93%E3%80%8F%E3%81%AB%E6%B3%A8%E6%84%8F%EF%BC%81/

バリア機能が低下してかゆみが起きる

夏は気温が高く、汗をかくことで肌が乾燥します。乾燥は肌のバリア機能の低下につながるため、刺激を受けやすい状態になって肌のかゆみや湿疹が生じることがあるでしょう。

 

出典:湿疹(皮膚炎)のかゆみ|医療法人社団エキクリ 大森町駅前内科小児科クリニック
参照: https://omorimachi.com/skin/itch/

夏の肌荒れの原因

夏は肌荒れが起こりやすくなりますが、その原因となるものは何でしょうか。ここでは夏の肌荒れを招く4つの原因について解説します。

 

夏の肌荒れに悩んでいるという人は、自分に当てはまるものがあるかチェックしてみてください。

紫外線による肌ダメージ

紫外線は肌にダメージを与え、肌の炎症やメラニン増加、肌の老化などを引き起こします。日焼け止めなどの紫外線対策をしていないと、日常的に浴びた紫外線のダメージが蓄積して肌トラブルにつながる可能性があるでしょう。

 

出典:紫外線と皮膚について|さぎのみや皮膚科クリニック
参照:https://www.saginomiya-hifuka.com/sunburn.html

エアコンによる乾燥

夏に冷房の効いた空間で長時間過ごすことにより、肌は乾燥します。肌の乾燥は過剰な皮脂分泌につながるため、顔のベタつきだけでなくニキビや吹き出物などのトラブルが起こりやすくなるでしょう。

 

出典:夏に注意したいのはインナードライ肌〜美肌の土台づくりはクリニックで〜|シンシアガーデンクリニック
参照:https://www.sincere-gc.com/column/column29.html

ゴシゴシとこするようなスキンケア

汗や皮脂によるベタつきを落とそうと、洗顔のときに顔をゴシゴシとこすっていないでしょうか。強い力でこすると肌が傷つき、バリア機能の低下につながります。

 

また、化粧水をつけるためにコットンを使用する際、力を入れてしまうと摩擦で肌を傷つけます。このように、肌をこするようなスキンケアが肌荒れの原因になる場合もあるので気を付けましょう。

 

出典:あなどれない肌の乾燥。トラブルの原因とスキンケアの方法|巣鴨千石皮ふ科
参照:https://sugamo-sengoku-hifu.jp/column/dry-skin.html#i-7

 

出典:理想の肌に近づけるために必要なスキンケアとは‥?|ふじもと皮フ科クリニック
参照:https://fujimoto-derma.com/medical/skincare.html

偏食による栄養不足

偏食も肌荒れの原因になるということをご存知でしょうか。食べ物の好き嫌いで肌に必要な栄養素が不足すると、健康的な肌を維持することが難しくなるでしょう。肌荒れに悩んでいる人は、普段の食事を見直す必要があります。

 

出典:かゆみに悩まされる乾燥肌。原因は生活習慣にも!?|飯塚病院
参照:https://aih-net.com/pikarada/lifestyle/230/

夏の肌荒れを防ぐ方法

夏の肌荒れを防ぐためには、紫外線対策や日頃のスキンケアを正しく行って、肌をダメージから守ることが大切です。

 

夏の肌荒れ対策について、一つ一つ詳しく見ていきましょう。夏に肌が荒れて困っているという人は、ぜひ参考にしてください。

日焼け止めや日傘で紫外線対策をする

夏の強い日差しで紫外線によるダメージを受けないように、紫外線対策はしっかり行いましょう。日中は日焼け止めを塗り、肌を紫外線から守ります。日焼け止めは自分の肌に合ったものを使用し、こまめに塗り直しをしましょう。

 

また、日の当たる場所を歩くときは、日傘で直射日光を防ぐのも有効な紫外線対策です。

 

出典:お勧めする日焼け紫外線対策|銀座お肌の診療所
参照:https://www.bi-ha-da.jp/medicals/ultraviolet

ほどよい洗顔を心がける

洗顔のときにゴシゴシこすったり、時間をかけて洗ったりすることは肌に良くありません。また、一日に何度も洗顔することも避けましょう。

 

過剰な洗顔は肌に必要な皮脂を取りすぎてしまうため、正しい洗顔方法を心がけましょう。

 

洗顔料はよく泡立て、優しく顔にすべらせるようにして洗います。そのときあまり時間をかけずに、手早く洗い流すのがポイントです。

 

洗顔料を洗い流す際はぬるま湯で、洗い残しがないように十分すすぎましょう。洗顔後に顔をタオルで拭くときは、ゴシゴシこすらないようにやさしく水分を拭き取ります。

 

出典:洗顔を見直してみませんか?皮膚科が紹介する正しい洗顔法|日比谷ヒフ科クリニック
参照:https://www.hibiya-skin.com/column/202005_01.html

化粧水を効果的に使う

化粧水をしっかり使って保湿することで、肌のバリア機能を高めることができます。夏の乾燥による肌荒れを防ぐためにも、適切な方法で化粧水を使用しましょう。

 

ここでは朝と夜、それぞれの化粧水の使い方について紹介します。

 

出典:皮膚のバリア機能の低下?乾燥肌対策向けのうるおいを取り戻すスキンケア術|日比谷ヒフ科クリニック
参照:https://www.hibiya-skin.com/column/201912_01.html

朝の化粧水の使い方

朝は洗顔料で顔をきれいに洗って、タオルなどで水分をふきとってから化粧水をつけていきましょう。コットンまたは手に化粧水を取り、こすらないように優しくなじませます。

 

化粧水が肌にしっかりなじんだら、日焼け止めを丁寧に塗りましょう。

夜の化粧水の使い方

夜はクレンジングや洗顔料でメイク汚れなどをきちんと落として、その後に化粧水を使用します。朝と同じように、コットンや手にたっぷりと化粧水を取り、肌をしっとりと潤しましょう。

汗をこまめにふきとるようにする

夏は汗をかきやすく、汗の蒸発とともに肌の水分が奪われていきます。肌の乾燥を防ぐために、汗をかいたらこまめにふき取りましょう。ハンドタオルや汗ふきシートなどを携帯しておくと便利です。

 

出典:夏こそ乾燥対策を!肌トラブルの原因とおすすめの保湿ケア|天王寺リナクリニック
参照:https://rinaclinic.com/info/column/summer_skincare/

肌荒れや毛穴トラブルと密接な関係であるターンオーバー

肌の生まれ変わるサイクルをターンオーバーと呼びます。ターンオーバーが乱れると肌を覆う角質がうまく剥がれないまま古くなり、皮脂と混ざることで角栓として毛穴に詰まります。

 

詰まった角栓や皮脂は毛穴まわりの黒ずみなどの原因になるため、肌荒れや毛穴トラブルを防ぐには肌のターンオーバーを正常に整える必要があるでしょう。

 

出典:毛穴のつまりや角栓の原因とは?クリニックによる5つの治療で改善できる|アイシークリニック
参照:https://ic-clinic.com/female/clogged-pores/

夏の肌荒れの原因や対策を知ろう

夏の肌はエアコンによる乾燥や紫外線によるダメージを受けやすく、肌荒れしやすい状態になっています。この記事で紹介した対策を実践して、肌をダメージから守りましょう。

 

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監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

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