コラム─ Column ─

【専門家監修】美容液にはどんな効果がある?使い方のコツも詳しく紹介

「美容液って使った方がいいの?」
「美容液っていっても色んな種類があるけどどんな効果がある?」
スキンケアのために化粧水や美容液を使っていても、どんな効果があるのかはっきりと知らないという方は多いのではないでしょうか。

 

今回の記事では美容液の効果や、美容液は必要なのかどうか、そしてたくさんある美容液の種類や効果的な使い方、使い方のコツなどについて紹介しています。

 

この記事を読むことで、美容液を使う意味や美容液の種類、美容液の効果的な使い方について知ることができます。その知識をもとに、自分の目的に合った美容液を探せるようになり、より効果的に美容液を使えるようになるでしょう。

 

美容液について興味がある方は、ぜひご覧になってみてください。

美容液の効果とは?

基礎化粧品による基本的なスキンケアにプラスして、肌の悩みを解決するために使うのが美容液です。

 

基礎化粧品によるスキンケアではケアが足りない場合、あるいはスキンケアとはまた別にケアしたいことがあった場合に、その目的に合った美容液を使うことで、美容液の効果を得られます。

 

つまり美容液は基礎化粧品の代わりに使うものではなく、基礎化粧品にプラスして使うものだと認識しておくとよいでしょう。

 

出典:美容液の使い方・正しい順番は?基礎的な使い方を解説|湘南美容クリニック
参照:https://sbc-store.com/blogs/column/serum

美容液は必要?

美容液が必要かどうかは、使う人のお肌の状態によるでしょう。基礎化粧品によるスキンケアだけで満足している、とくに肌に問題がないという場合は、美容液を使わなくても問題ありません。

 

しかし基本的なスキンケアの後に乾燥を感じたり、スキンケアだけでは不十分だと感じたりする場合は、美容液を使った方がよいでしょう。基礎化粧品だけでスキンケアに満足しているかどうかが判断ポイントになります。

美容液の種類について

美容液は、その目的ごとにさまざまな種類があります。美容液には保湿ケアに特化した美容液、エイジングケア用美容液、部分ケア用美容液などがあるため、以下では、それぞれの美容液の種類について詳しく紹介します。

 

自分の目的に合った、適切な美容液を選ぶことが大切です。今、自分の肌の悩みは何なのか、良くしたいことは何なのか考えて美容液を選ぶようにしましょう。

保湿ケア用美容液

保湿ケア用美容液は、保湿成分を含んだ保湿に特化した美容液です。主に、乾燥肌の方に向いている美容液です。

保湿目的ならば、ヒアルロン酸ナトリウムや、ソルビトールなどといった保湿成分を含む美容液を選びましょう。

エイジングケア用美容液

肌を若々しく保つためには、エイジングケア用美容液の使用がおすすめです。ただ、エイジングケア用美容液は年代にあったものを使う必要があることに注意してください。

 

例えば10代や20代ならば皮脂の分泌が盛んであるため、保湿をしっかりとするだけで間に合うと言われています。しかし30代や40代になってくると一般的な保湿だけではおいつかず、プラスのケアが必要になってくるでしょう。

部分ケア用美容液

顔の全体的にではなく、部分的な乾燥、肌のトラブルが気になるような場合には、部分ケア用美容液を使うと良いでしょう。

 

部分ケア用美容液とは、全体ではなくポイントを絞って使う美容液のことです。顔の一部分に油分を足すことが可能で、粉をふいてしまったときなど、細かいポイントをケアするために使われます。

用途に応じて使用する美容液

朝用や日中用、あるいは洗顔時のブースター用として用途に応じて使用する美容液もあります。朝用や日中用の美容液は、朝・昼の肌の状態を考えて作られた美容液です。

 

通常、洗顔した後はすぐに化粧水をつけてから美容液という順番ですが、ブースター用の美容液は、導入美容液として洗顔後に最初に使用する必要があります。ブースターを化粧水よりも前に使うことで、その後に使うスキンケアの効果を高める働きをしてくれます。

美容液の効果的な使い方

美容液を効果的に使うには、適切なタイミングで使うことが大切です。

 

ここでは、美容液を使ういくつかのタイミングについて紹介します。お手持ちの美容液によっては、使うタイミングが限られているような美容液もあるでしょう。どのタイミングで美容液を使うか、基本的にはメーカー側の指示に従うことをおすすめします。

化粧水の後に使う

スタンダードな美容液の使い方は、化粧水の後に使うことです。洗顔をして肌の汚れやこれまでにつけていたクリームなどを落とした後、化粧水をつけてから美容液を使用することで肌に美容液が浸透しやすくなります。

ただ、美容液によって変わってくる場合もあるため、美容液の説明を読んで、どの順番でつけるのがベストなのか確認してみるとよいでしょう。

最後の仕上げに使う

基本的に、美容液は最後に使うことはありません。しかし美容液によっては、化粧水の後に使った方がよいとされている美容液もあります。その場合は化粧水や乳液を使った後で、最後の仕上げとして美容液を使うと良いです。

 

美容液を乳液やクリームの前に使うことが多いのは、乳液やクリームにはオイルが含まれていることが多いためです。オイルが配合されている乳液等を先に使ってしまうと、美容液の浸透が妨げられてしまいます。最後に使うとされている美容液以外は、基本的には化粧水の後でよいでしょう。

バッサは肌への負担を考えて乳液やクリームを使用しないシンプルケアを勧めています。

ブースターの場合は洗顔後すぐに使う

導入美容液とされているブースター美容液の場合は、化粧水を使う前に美容液を使いましょう。

 

ブースター用の美容液は基本的に、洗顔後すぐに使う商品が多くなっています。これは化粧水よりも前に使うことで、その後に使う化粧水や乳液などのスキンケアの効果を高めることを目的としているためです。

 

ブースターの美容液を化粧水や乳液の後に使ってしまうと、期待したような効果がでない可能性があります。

美容液のつけ方のコツ

美容液のつけ方のコツは、大量には使わないことや、ゴシゴシこすったり顔をパチパチ叩いてパッティングしないこと、温めてから使うことです。

 

美容液は適切な量で使う必要があります。少なすぎるとつける際に指が触れて摩擦が起こってしまう可能性がありますが、多くつけすぎても意味がありません。また美容液をつける際に、パチパチ叩くパッティングで刺激を与えないように注意してください。

 

美容液は適度な量を手に取り、温めて肌に馴染みやすい温度にしてから、肌につけましょう。

美容液の効果的な頻度や使用期間

美容液は使い続けることで効果がでるため、肌の調子に問題がなければ毎日継続して使うようにするとよいでしょう。

 

美容液によっては朝のみや夜のみ、洗顔直後のみといった使用するタイミングが決まっているものがあります。そうでなければ、基本的には洗顔後に化粧水をつけ、その後に美容液を使うようにするとよいでしょう。

 

化粧品には使用期間が書かれていないことが多いですが、これは3年を超えても品質が安定している医薬品には使用期限の表示義務がないためです。つまり、使用期間が表示されていない化粧品は未開封であれば基本的に3年はもつと考えてよいでしょう。

 

なお、開封後は保管状況等によるでしょう。

 

出典:○医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第五十条第十四号等の規定に基づき使用の期限を記載しなければならない医薬品等|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=81073000&dataType=0&pageNo=1

美容液を選ぶ際のポイント

基礎化粧品によるスキンケアだけでは足りない部分を補うのが、美容液によるケアです。そのため、美容液を選ぶ際には何が目的か明確にして選ぶ必要があるでしょう。

 

ここでは美容液を選ぶ際のポイントを紹介しています。美容液選びに迷った際には、こちらを参考にしてみてください。

  • テクスチャーの好みで選ぶ
  • 肌質に合わせて選ぶ
  • 配合成分で選ぶ
  • 価格帯で選ぶ

テクスチャーの好みで選ぶ

美容液にはさらっとしたものやとろみのあるもの、ミルクタイプやジェルタイプなどのテクスチャーがあるため、その中から好みのテクスチャーを選んでみましょう。

 

肌がベタつくことが嫌いな人は、さらりとしたタイプのテクスチャーが向いています。逆にしっかりつけた感じがするとろみのあるタイプが好きな人は、そういったテクスチャーを選ぶとよいでしょう。

 

香りと合わせて、テクスチャーは好みに合わせて選んでみましょう。

肌質に合わせて選ぶ

自分の肌質に合う美容液を選ぶこともよいでしょう。乾燥肌の人なら保湿用美容液、エイジングケアをしたい人はエイジングケア美容液を選ぶ、といった選び方になります。

 

美容液は本来、基本的なスキンケアでは補えない部分をケアするためのものです。自分の肌の状態から足りないケアは何なのか考え、肌質に合う美容液を探してみましょう。

配合成分で選ぶ

どの美容液を選ぶというよりも、欲しい成分が決まっている場合は、美容液に含まれている配合成分を確認して選ぶとよいでしょう。

 

例えば、保湿のためにセラミド成分が欲しいなら、セラミドを配合した美容液を選ぶという方法があります。美容液の成分表示をしっかりチェックし、欲しい成分が入っているか確認して選びましょう。

価格帯で選ぶ

美容液は、安くて2,000円前後、高いものでは数万円と価格の幅が広いです。そのため、予算を決めて目的に近い美容液を選んでみましょう。

 

高価な美容成分が多く含まれていれば、それだけ美容液の価格も高価になりがちです。

美容液を効果的に使おう

美容液は基本的には化粧水の後に使い、肌になじませて使います。しかし、商品によっては洗顔後すぐに使う必要があったり、朝や夜など使用する時間帯が決められていたりしているものもあります。

 

美容液を使う前に説明を読み、適量はどの位なのか、使うタイミングが指示されていないかを確認しましょう。美容液は継続して使うことや、適量を適切に使うことでより効果的に使えるようになります。

 

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監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

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