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【専門家監修】見直したいやりすぎスキンケア習慣|乾燥や肌荒れを防ぐコツも解説

「スキンケアってどこからがやりすぎなの?」
「スキンケアのやりすぎで肌が乾燥するって本当?」
「肌の調子が良くないのって、スキンケアをやりすぎてるからかな?」
このように、見直したいやりすぎなスキンケア習慣について知りたいという方もいるのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、やりすぎスキンケア習慣についてまとめました。また、乾燥や肌荒れを防ぐスキンケアのコツについても紹介していきます。

 

スキンケア習慣について正しく知ることで、スキンケアのやりすぎで肌が荒れることや、肌が乾燥することを避けることができます。

 

肌荒れや肌の乾燥がやりすぎスキンケア習慣のせいかもしれないと思っている方は、記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

スキンケアはやりすぎもNG?

スキンケアは美肌のために丁寧に取り組みたいものですが、実はやりすぎるのも肌によくありません。

 

多くの美容ケアグッズを使うことで、それだけ肌を摩擦する回数が増えてしまいます。また、多くのクリームなどを重ねづけすることで、肌のバリア機能や代謝に悪影響を与えることもあります。スキンケアは適切な方法でするようにしましょう。

見直したい5つのやりすぎスキンケア習慣

ここからは、見直したい5つのやりすぎスキンケア習慣を紹介していきます。「スキンケアを頑張ってはいるけど、やりすぎてるかも」と不安に思っている方は、以下の内容を参考にしてみてください。

1:頻繁に毛穴や角質のケアを行う

毛穴詰まりや古い角質があると、美肌になれないと思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

毛穴ケアや角質ピーリングをすると、確かにケアの直後は肌がきれいになります。しかし、毛穴が開きっぱなしになることや肌の乾燥を加速させ、結果的に毛穴詰まりや毛穴の黒ずみの原因となってしまうことがあるのです。

 

以上のように肌荒れや乾燥の原因となるため、頻繁に毛穴や角質のケアを行うことは避けましょう。

2:メイクをする前に何種類ものスキンケアアイテムを塗る

「メイクの前に肌のコンディションを整えたい」と、何種類ものスキンケアアイテムを塗ってしまうという方もいるのではないでしょうか。

 

しかし、メイク前に多くのスキンケアアイテムを塗ることで肌の油分が多くなり、肌荒れの原因となります。メイクをする前はスキンケアアイテムの重ねづけはせず、化粧水をしっかり塗るだけにとどめましょう。

3:クレンジング中に強くマッサージをする

メイク汚れをしっかり落としたいからと、強くマッサージをしながらクレンジングをするのはNGです。マッサージで摩擦が生じ、肌に大きな負担をかけてしまうからです。クレンジングをする際には指でクルクルとなじませ、浮かせるだけにしましょう。

4:毎晩たくさん用品を使ってスキンケアを行う

「肌のために」と、毎晩たくさんのスキンケア用品を使って丁寧にケアをしている方もいるでしょう。しかしスキンケアをやりすぎると、肌が「これ以上うるおいを保つ必要はない」と判断して、本来持つバリア機能が低下してしまうことがあります。

 

そのため、毎晩たくさんのスキンケア用品を使ってケアしている方は、習慣を見直した方がよいでしょう。

5:保湿強化のためのクリームを顔全体に塗る

「美肌のためには保湿が命!」と、顔全体にクリームを塗ってはいないでしょうか。

 

このようにクリームを顔全体に塗ってしまうと、皮脂の分泌が乱れてニキビなどの肌荒れの原因となってしまいます。さらに皮膚のたるみや毛穴の開きの原因にもなるため、塗りすぎには気をつけましょう。

乾燥を防いだ肌に優しいスキンケアのポイント

乾燥を防いで肌に優しいスキンケアをするためには、いくつかのポイントをおさえる必要があります。ここからは、乾燥を防ぐスキンケアのポイントをいくつか紹介していきましょう。肌によいスキンケア方法を知りたい方は、ぜひ以下の内容を参考にしてみてください。

洗顔料は肌に優しいものを使う

洗浄力の高い洗顔料は、皮脂の量が多い10代の頃であればメリットが多いでしょう。しかし、20代・30代になると刺激が強すぎて、乾燥を引き起こす原因となります。そのため、洗顔料は肌に優しいものを使うようにしましょう。

クレンジングはすぐに落とす

肌の乾燥を防ぐためには、クレンジングの方法にもコツがあります。

 

肌にのせたクレンジングは、できるだけすぐに落とすようにしましょう。クレンジングをのせたまま放置してしまうと、肌に負担をかけてしまいます。

 

また、クレンジングを落とす際にはゴシゴシと擦らずに、指でクルクルとなでてメイクを浮かすようにするのがポイントです。

クレンジングはメイクに合わせて使い分ける

クレンジングには「アイメイク用」などの部位に特化したものや、「濃いメイク用」などのメイクの濃さに合わせたものがあります。

 

メイクがそこまで濃くないにもかかわらず、クレンジング力の強いものを選んでしまうと、肌の乾燥の原因となってしまうため注意が必要です。

 

クレンジングする際には、適切なクレンジングを使い分けて肌への負担を減らしていきましょう。

シートマスクは長時間つけすぎない

肌によい成分がたっぷり入ったシートマスクを、頻繁に利用するという方も多いのではないでしょうか。

 

実は美容成分が多いシートマスクでも、長時間つけることで肌に悪影響を及ぼすことがあります。そのため、シートマスクは長時間つけないよう気をつけましょう。

洗顔時におすすめのお湯の温度は?

洗顔時におすすめのお湯の温度は、32度から34度です。顔の表面の温度は32度から34度と言われています。そのため、34度よりも高い温度で洗浄してしまうと、皮脂が落ちすぎて乾燥の原因になることが懸念されます。

 

また、人の体温が平均36度から37度のため、手のひらでお湯を触ったときに「少し冷たいな」と感じるぐらいがちょうどよいでしょう。

 

洗顔の際は、直接シャワーの水を顔に当てると刺激が強すぎます。洗面器にお湯をためるか、いったん手に水を受けてから優しく顔に当てるようにしましょう。

毎日のスキンケアをやりすぎていないか見直してみよう

今回はやりすぎスキンケア習慣や乾燥、肌荒れを防ぐコツなどについてお伝えしてきました。美肌のために丁寧にスキンケアをしたいと思っても、やりすぎることで肌に負担をかけては本末転倒です。

 

記事の内容を参考にして、毎日のスキンケアをやりすぎていないか見直してみてください。

 

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監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

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