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【専門家監修】美容液など化粧品の使用期限はいつまで?期間を過ぎた場合のトラブルとは

「何年も前に買った美容液だけど、まだ使っても大丈夫かな?」
「古い化粧品でも、肌への効果はあるの?」
「期限切れの化粧品は肌トラブルになりそうで怖い」
このように化粧品の使用期限について、不安を感じている人が多いのではないでしょうか?

 

本記事では、使用期限が切れた化粧品を使い続けることのリスクや正しい保管方法などを詳しく解説していきます。

 

この記事を読み進めていけば、化粧品の扱い方をきちんと学べるます。肌トラブルを未然に防げる上、あなたの大切な化粧品を長持ちさせ、最後まできちんと使い切れるようになるでしょう。

 

古い化粧品による肌トラブルが心配な人にとっては、参考になる内容がたくさん詰まっているため、ぜひチェックしてみてください。

美容液の使用期限はいつまで?

美容液を買ったとき、商品パッケージに年月が記載されているのを目にしたことはないでしょうか?大抵の場合、その数字は化粧品の使用期限を示しています。

 

もし年月が表示されていなければ、製造後3年が使用期限だと考えてください。

 

『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(旧称:薬事法)』により、適切な保存条件の下で製造後3年以内に品質が変化する化粧品以外は、使用期限を表示する必要はないと定められているからです。

 

なお、開封後は食品と同じように期限が短くなります。化粧品の種類によって多少異なりますが、開封後は6ヵ月以内に使い切るようにしましょう。

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未開封の化粧品は3年、開封後は6ヵ月が目安ですが、商品パッケージにはっきりと記載があれば、その使用期限に従ってください。

 

出典:薬事法の一部を改正する法律の施行について|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta6826&dataType=1&pageNo=1

美容液の使用期限を守らなかったとき起こりうるトラブルとは?

使用期限が切れた美容液をそのまま顔に塗ってしまうと、肌トラブルを引き起こす可能性があります。

 

美しくなるための化粧品で肌が荒れてしまっては、元も子もありません。期限切れの化粧品により、どのようなリスクがあるのかを具体的にチェックしていきましょう。

肌に悪影響を与えることがある

使用期限を過ぎた化粧品は酸化が進み、含有成分が変化している恐れがあります。

 

そのため、古くなった化粧品を使うと、肌に刺激を感じたり、かぶれや吹き出物などに悩まされたりする可能性があるのです。

 

期限を超えた化粧品の使用は、メーカー側が設定した保証を完全に無視することになりますから、何らかの肌トラブルが起きても、あなたの自己責任となってしまいます。

 

もったいないかもしれませんが、寿命を迎えた化粧品は潔く捨てた方が無難でしょう。

効果が出にくくなる

本来、使用期限とは「その商品が効果を発揮できる期限」のことですから、期限切れの化粧品に十分な効果は期待できません。

 

古い美容液をいくら毎日使っても、品質が劣化しているため、思うような効果は得られないのです。捨てるのが惜しくて、期限の過ぎた美容液を使い続けるのは、時間の無駄になってしまいます。満足のいく美容効果を求めるのでしたら、素直に新しく買い直しましょう。

いつ開けたかわからない美容液を確認するポイント

使用期限が明記されておらず、いつ購入したのかわからない美容液は、いったいどうすれば良いのでしょうか?

 

まだ使えるものを誤って捨てないためにも、美容液が期限切れかどうかを見極めるチェックポイントをお伝えしていきます。

  • テクスチャーが変わっていないか
  • 色が変わっていないか
  • 匂いが変わっていないか

テクスチャーが変わっていないか

化粧品の品質劣化を判断する上で、テクスチャーの変化は重要なチェックポイントになります。

 

購入時はとろみのある質感だったのがサラサラに変わっていたり、逆に固くなっていたりしていませんか?

 

成分が水分と油分で分離している場合も要注意です。もともと二層式美容液なら問題ありませんが、そうでなければ使用を控えてください。品質劣化の可能性が高いため、肌トラブルの原因となります。

色が変わっていないか

品質が劣化しているかどうかは、見た目の変化で判断するのが一番簡単です。

 

元の色は白だったのが黄色く変色していたり、透明な美容液のはずが濁っていたりなど、正常な状態と明らかに異なる場合は、速やかに処分しましょう。

匂いが変わっていないか

匂いの変化もわかりやすい劣化のサインですが、単なる酸化だけでなく、化粧品に雑菌が混入したことによる腐敗が原因の場合もあるので、肌への刺激やダメージが起こりやすくなります。

 

購入直後には感じなかった匂いを感じたり、元の香りが消えていたりするならば、品質劣化と判断して問題ないでしょう。古い化粧品は即座に廃棄してください。

美容液の正しい保管方法

使用期限内であっても、適切な場所に置かれていなければ、化粧品は効果を十分に発揮することができません。

 

この章では、美容液効果を可能な限り持続させるための保管方法をわかりやすくお伝えします。今すぐ実践できる簡単な方法ばかりですので、ぜひ一度読んでみてください。

日陰となる冷暗所で保管する

化粧品を直射日光の当たる場所に置くと、劣化が早まってしまうため、なるべく冷暗所で保管しましょう。

 

ちなみに、冷暗所とは1~15℃程度を常に維持していて、風通しが良く直射日光の当たらない場所を指しています。

 

化粧品の多くは常温での保存を推奨していますが、常温というのは5~35℃の範囲だと定められているので、理想の保管環境は常温より涼しい場所です。特に、夏の暑い時期は保管場所に気を配るようにしてください。

湿気に気をつけて保管する

化粧水や美容液などのスキンケア製品を長持ちさせるためには、気温だけでなく、湿度にも注意しなくてはなりません。

 

高温多湿な場所に放置すると、化粧品内で雑菌が繁殖する恐れがあります。室内の気温や湿度をこまめにチェックし、なるべく涼しい部屋で保管しましょう。

蓋をきちんと閉め空気に触れないよう注意する

使用後はすぐに蓋を閉めるようにすると、空気に触れる時間が短くなるため、化粧品の酸化や雑菌の混入を防げます。

 

肌トラブルの原因となる雑菌を阻むには、スパチュラを活用したり、使用後に容器の口をティッシュで毎回拭き取ったりするのも効果的です。

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お気に入りの化粧品をできるだけ長く使い続けるために、日頃から丁寧に扱ってあげましょう。

美容液は冷蔵庫で保管しても大丈夫?

冷蔵庫で保管した化粧品はひんやりして気持ちいいですし、肌が引き締まる感じがしますが、実はあまりおすすめできません。

 

冷蔵庫という温度変化の激しい場所に美容液を保管すると、成分が分離したり、結晶化が見られたりして、効果が損なわれる恐れがあるのです。

 

説明書に冷蔵庫保存可能と表示されている製品もありますが、化粧品のほとんどは常温保存を推奨しています。美容液を使用する前に、しっかり添付の説明書を読み、保管方法を確認してみてください。

まつ毛美容液の使用期限はいつまでか

まつ毛美容液については、パッケージ等に記載がない場合、未開封で製造から3年、開封後はやや短い3ヵ月が使用期限の目安となります。

 

開封後の期限が短い理由は、まつ毛美容液が目の周りというデリケートな部分に使うものなので、普通の化粧品より注意して取り扱う必要があるからです。

 

まつ毛美容液を塗布する際、ブラシに雑菌が付着して、美容液に混じってしまう可能性があります。そうなると、品質の低下は避けられません。

 

未開封であっても開封後であっても、まつ毛美容液の使用期限は必ず守るようにしましょう。これを無視すれば、目の痛みや結膜炎といったトラブルを引き起こす恐れがあります。まつ毛美容液は早めに使い切るようにしてください。

試供品でもらった化粧品の使用期限について

化粧品サンプルがいつの間にか家に溜まっていたという経験はありませんか?いずれ使うだろうから、捨てずにそのまま取っておこうと考える人もいるようです。

 

しかし、化粧品サンプルにも使用期限が設けられているため、入手したときの効果をいつまでも得られるわけではありません。

 

試供品のほとんどは早く使用されることを前提に用意されているので、密閉度の低い簡易包装の場合が多く、本製品と同じ扱い方では品質保持が難しいのです。

 

化粧品サンプルの使用期限は、本製品より短い6ヵ月~1年くらいだと考えてください。無駄なく最後まで使い切れるように、試供品をもらったら、すぐに入手日をメモしておいた方が良いでしょう。

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美容液など化粧品は使用期限前に使い切ろう

基本的にメーカーの規定量をしっかり守り、毎日スキンケアを欠かさず行っていれば、期限内にちゃんと使い切れるようになっています。

 

それに、あれもこれもと様々な化粧品に手を出していると、使い切れないものも出てきますから、自分の肌質や好みに合った製品を見極めるのも重要なポイントです。

 

化粧水や美容液などの化粧品は、いったん開封して空気に触れてしまったら、日に日に酸化が進んでいきますので、たとえ期限内であっても、なるべく早く使い切るようにしてください。

 

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監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

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