コラム─ Column ─
2024.03.13

【専門家監修】美白美容液はどう選ぶのがいい?成分や効果的な使い方も紹介

「美白美容液ってたくさんあるけど、どれを選んだらいいの?」
「美白美容液には本当に効果があるの?」
このように、美白美容液自体に疑問がある方や、多くの種類があることから選び方に困っているという方もいるのではないでしょうか。

 

この記事では美白美容液をどう使ったらいいのか、どのような美白成分が含まれているのか紹介します。美白美容液の使い方や、美白をうたっている美容液に含まれている成分とその効果についての知識を得られるでしょう。

 

美白美容液はたくさんあるため、どう選べばいいのか選ぶポイントも紹介しています。自分に合った美白美容液を探せるようになるでしょう。

 

また美白美容液には本当にシミを消す効果があるのか、どの程度の期間使えばいいのかも紹介します。本当に効果があるのかどうか、どの程度使ってみるべきなのか分かるでしょう。

《目次》

美白美容液について疑問や不安がある方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。

美白美容液はどう使うのがいいの?

美白美容液は基本的には他の美容液と同じように、化粧水の後で使います。

 

使用量を守って適量を手のひらにとり、顔全体に塗っていきましょう。このとき、美白したい部分だけ塗るのではなく、顔全体にまんべんなく使うことが大切です。

 

今はシミがない部分でも、急にシミができてしまうことがあります。あらかじめ美白美容液を使って、シミを予防しましょう。

 

また、他の美容液と併用しないことも大切です。他の美容液と併用してしまうと、肌へ過剰な刺激になってしまう可能性があります。こちらの点にも注意しましょう。

 

出典:トラネキサム酸(トランサミン)とシナール(ビタミンC)の組み合わせで叶える簡単美白・シミ対策|阪神尼崎駅前皮フ科スキンクリニック
参照:https://amagasaki-skinclinic.com/news/campain/stain/

美白成分の種類は?

美白の効果をもつ成分にはどのようなものがあるのか、紹介するため参考にしてみましょう。

 

美白成分といっても、それぞれにもつ効果はさまざまです。メラニンの生成を妨げてシミを予防してくれる成分や、すでにできてしまったシミを改善してくれる効果をもつ成分などがあります。

 

自分の目的に合わせて美容液を選ぶために、それぞれの美白成分の効果を知っておきましょう。

プラセンタエキス

「ブラセンタエキス」の「プラセンタ」とは、胎盤のことです。プラセンタエキスとは動物の胎盤から抽出した成分のことで、肌に弾力を与え、シミを薄くする効果をもつとされています。

 

効果には個人差がありますが、プラセンタエキスが表皮細胞分裂を促進し、皮膚が早く生まれ変わり、できてしまったシミがだんだん薄くなることが期待できます。他にきめ細かな肌になる効果や、張りのある肌になるため、シワにも効果があるとされています。

 

出典:プラセンタ治療|清水クリニック
参照:https://shimizu-clinic.in/placenta

ビタミンC誘導体

ビタミンCといえば、抗酸化力があることで有名な成分でしょう。「ビタミンC誘導体」は、ビタミンCにある弱点を改良し、より肌に吸収しやすくした成分のことです。

 

そしてビタミンC誘導体には、水溶性ビタミンC誘導体・油溶性ビタミンC誘導体の3種類があります。

 

その中の水溶性ビタミンC誘導体は、メラニンの生成を妨げると共に新陳代謝を促進し、メラニンの排出を促します。シミのような色素沈着を改善する効果が見込まれるでしょう。

 

出典:ビタミンC誘導体とは?|医療法人 瀬戸内科医院
参照:https://www.ddmap.jp/blog/0755010995/2013/08/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%EF%BD%83%E8%AA%98%E5%B0%8E%E4%BD%93%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F.html

アルブチン

「アルブチン」とは、生薬ウワウルシの中に含まれている成分です。アルブチンは、メラニン色素を生成する酵素の働きを妨害する効果をもつ、美白成分です。またアルブチンには抗酸化作用や抗炎症作用もあるとされています。

 

アルブチンには、合成されたα‐アルブチンと天然のβ‐アルブチンの2種類があります。α-アルブチンは、β-アルブチンの約10倍もの美白効果をもつとされています。

 

出典:アルブチンの美白効果・副作用について|二子玉川美容外科クリニック
参照:https://www.ft-bc.jp/arbutin/#i

ナイアシンアミド

「ナイアシンアミド」はビタミンB群に含まれる成分で、栄養素として取り入れることはもちろん、美容成分として肌から吸収できる成分です。

 

ナイアシンはもともと体内に存在する成分で、動物性食品(鶏むね肉やたらこ等)や植物性食品(きのこ類)から取り入れることができます。ナイアシンは、ナイアシンアミドとニコチン酸の総称です。

 

美容成分としてのナイアシンアミドは、生成されたメラニンが角化細胞に送られるのを阻害し、シミをできにくくしてくれる美白成分になります。

 

出典:美白効果やシワ改善に効く「ナイアシンアミド」とは?|品川美容外科
参照:https://www.shinagawa.com/article/topics/515

トラネキサム酸

「トラネキサム酸」とは、アミノ酸の一種です。必須アミノ酸リシンをベースに、人工的に合成されました。

 

トラネキサム酸には、メラニンを生成する活性化因子の働きを阻害する効果があります。これにより、メラニンの生成自体を抑制できるでしょう。また、トラネキサム酸には他に止血作用や抗炎症作用、抗アレルギーなどもあります。

 

出典:トラネキサム酸|品川スキンクリニック【公式】
参照:https://shinagawa-skin.com/menu/tranexamic/

美白美容液はどう選ぶのがおすすめ?

美白美容液を選ぶとき、何を重視して選ぶのかは大切です。

 

美白美容液を選ぶ際には、保湿をしっかりできるのか、どのように使用したいのか、肌にやさしいかどうかといったポイントで選んでみましょう。それぞれのポイントを詳しくまとめているため、参考にしてみてください。

保湿成分を重視して選ぶ

肌がしっかりと潤って、健康な状態であった方が美白効果が期待できます。肌のバリア機能を補うためにも、できれば保湿成分が複数含まれているような、保湿を重視した美容液を選ぶことが大切でしょう。

 

ここで重視する保湿成分とは、具体的にはヒアルロン酸Na(保水力が高い)やグリセリン(保湿・保潤成分)、ソルビトール(天然の保湿成分)といった成分のことです。これらの保湿成分は高い水分保持力や、肌をやわらかくしてくれる効果をもちます。

利用状況に応じて選ぶ

美白成分は効果を発揮するタイミングが異なるため、紫外線を浴びていない状況の肌と、紫外線を浴びた直後で使い分けることが効果的でしょう。

 

美白成分の中には、メラニン色素の生成を阻害してくれるものが多数あります。しかしもともと紫外線を浴びていない肌はメラニン色素も生成されていないため、使用しても美白効果は期待できないでしょう。

 

また、メラニンの生成は肌を守るためのものです。紫外線を浴びる前に、メラニン色素の生成を阻害する美白成分の入った美容液を使ってしまうと、肌がダメージを受けやすくなってしまう可能性があります。

 

紫外線を浴びていないときにはビタミンC誘導体のように、メラニンの排出を促してくれる美白成分の入った美容液がおすすめです。

 

美白美容液の説明や含まれている成分をよく見て、どのタイミングで使うことが推奨されているのか確認して、適切に使用しましょう。

 

出典:メラニン色素を減らすだけの美白は危険!役割と増やさない方法|ナールスエイジングケアアカデミー
参照:https://eijingukea.nahls.co.jp/mechanism/c/meranin-bihaku/

 

出典:ビタミンC誘導体とは?|医療法人 瀬戸内科医院
参照:https://www.ddmap.jp/blog/0755010995/2013/08/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%EF%BD%83%E8%AA%98%E5%B0%8E%E4%BD%93%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F.html

肌へのやさしさを追求するなら【バッサ】の美容液

肌が敏感な方や、肌によい成分にこだわりたい方には、【バッサ】の美容液がおすすめです。

 

【バッサ】の美容液は、高濃度水素イオン水やグリセリン、ヒアルロン酸Naやクエン酸・グレープフルーツ種子エキスといった肌にやさしく、かつ保水力や保湿力に優れた成分で作られています。高濃度水素イオン水は細胞のアクアポリンを通り、角質層まで潤わせてくれるでしょう。

 

またオイルや着色料、香料や合成防腐剤などが無添加なことも重要なポイントです。敏感肌の方でも、安心して使えるでしょう。

出典:バッサのこだわり|【バッサ】公式通販サイト
参照:https://www.wassershop.jp/concept/

美白美容液はシミを消す効果がある?

美白美容液はシミやそばかすができる前に、できないように予防の目的で使うものです。

 

美白美容液に含まれる美白成分はメラニンの生成を防ぎ、シミやそばかすができることを防ぐ効果が期待できます。しかし、すでにできてしまっているシミを消すような効果は、美白美容液にはありません。

 

出典:ビタミンC誘導体とは?|医療法人 瀬戸内科医院
参照:https://www.ddmap.jp/blog/0755010995/2013/08/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%EF%BD%83%E8%AA%98%E5%B0%8E%E4%BD%93%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F.html

美白美容液を使う期間はどのくらい?

美白美容液を使うのであれば、28日程度は継続して使うのがベストでしょう。

 

肌の「ターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)」は28日程度と考えられています。美白美容液を使った効果は、肌がターンオーバーを迎え、古い角質を落としてからでなければ実感しにくい可能性があるでしょう。

 

また肌のターンオーバーの周期には個人差があります。シミを予防するためにも、美白美容液は長期間使って、様子を見ることがおすすめです。

 

出典:ターンオーバーの乱れを正常にして美肌美人に!|美容皮膚科タカミクリニック
参照:https://takamiclinic.or.jp/doctorscolumn/beautyskin/139065/

美白美容液を効果的に使用しましょう

美白美容液にはメラニンの生成を抑制する働きがあり、シミやそばかすが新たにできてしまうことを予防できます。

 

しかし、ただ美白美容液を使えばいいというものではありません。紫外線を浴びる前に使用しない方がいい美容成分もあります。美白美容液は紫外線を浴びる前か浴びた後かで使い分けた方が、効果的に使えるといえるでしょう。

 

こちらの記事で紹介した内容を参考に、すこやかな肌を保ち、シミを予防していきましょう。

 

肌にやさしく、保湿に優れた美容液ならWASSER(バッサ)がおすすめ!

監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

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