コラム─ Column ─

【専門家監修】すっぴんの顔が赤いのはなぜ?対処法やマスク肌荒れについても解説

「メイクを落とすと、すっぴんが赤いのはなぜ?」
「顔が赤いことがコンプレックスでどうにかしたい」
「赤ら顔を治す方法にはどのようなことがある?」
このように、すっぴんの顔が赤いことに悩んでいる人は少なくないでしょう。顔が赤いと、人前でメイクが落とせない、旅行や温泉に行けないなど様々な悩みが生まれます。

 

この記事では、自分のすっぴんに自信がない人に向けて、すっぴんの顔が赤い理由や具体的な原因、すっぴんの顔が赤いときの対処法などを紹介します。

 

本記事を読むことで、顔が赤くなる仕組みを理解できるため、自分に合った対処法で症状を改善に導くことができるでしょう。マスクによる肌荒れ対策も解説するため、気になっている人にとって有益な情報となります。

 

素肌にコンプレックスを感じている方、白く綺麗な肌になりたい方は、ぜひ記事を参考にして下さい。

すっぴんの顔が赤い原因は?

すっぴんの顔が赤くなるのは、様々な原因があります。「赤ら顔」と呼ばれるように、顔の一部ではなく全体が赤くなる傾向があり、敏感肌や乾燥肌の人の発症が多いことが特徴です。また、皮脂の炎症などが赤ら顔に関係することもあるでしょう。

 

出典:赤み・赤ら顔とは|南青山スキンケアクリニック
参照:http://www.minami-aoyama.info/sp/treatment/ruddy_face/

ニキビ跡が炎症を起こす

ニキビがたくさんできると、炎症が顔全体に広がります。炎症が治まる前にニキビが繰り返しできると症状が悪化して、すっぴんの顔が赤くなるのです。ニキビの炎症が治りにくい肌質の場合も、ニキビ跡が赤く見えることがあります。

 

出典:ニキビによる赤ら顔|南青山スキンケアクリニック
参照:http://www.minami-aoyama.info/sp/treatment/ruddy_face/

寒暖差で毛細血管が広がる

毛細血管が寒暖差に反応して顔が赤くなることがあります。鼻や頬のあたりに症状が出ること特徴です。また、クレンジングのし過ぎや過度なマッサージを繰り返すと、肌が薄くなり毛細血管が透けて見えやすくなってしまうでしょう。

 

出典:皮膚が薄くなり毛細血管が透ける|南青山スキンケアクリニック
参照:http://www.minami-aoyama.info/sp/treatment/ruddy_face/

肌のバリア機能が弱まっている

正しいスキンケアを怠ると肌のバリア機能が弱まり、外部からの刺激に毛細血管が反応して顔が赤くなることがあります。皮膚は0.02mmと薄いため、激しい洗顔やクレンジングなどを繰り返すと、肌のバリア機能が衰えて毛細血管が拡張してしまうのです。

 

出典:誤ったスキンケアによる赤ら顔|南青山スキンケアクリニック
参照:http://www.minami-aoyama.info/sp/treatment/ruddy_face/

完全無添加石鹸

肌が乾燥している

乾燥して敏感になった肌に、かぶれや赤みが発生して顔が赤くなることがあります。肌荒れが続くと、肌がかぶれた状態で水分不足となり、乾燥の原因となります。痒みやかぶれなど肌に違和感があれば、赤ら顔に十分注意しましょう。

 

出典:慢性的な肌荒れによる赤ら顔|南青山スキンケアクリニック
参照:http://www.minami-aoyama.info/sp/treatment/ruddy_face/

すっぴんの顔が赤い際の対処法

すっぴんの顔が赤いと、鏡を見るたびに自信を失ってしまうでしょう。コンプレックスをなくすためにも、正しい対処法を知っておくことが大切です。

 

顔が赤くなることには、様々な原因があります。自分の症状に合わせたスキンケアや生活習慣を意識することで改善に繋がるでしょう。

 

こちらではセルフケアの対処法を紹介します。

 

出典:2.自分でできる赤ら顔の対策|サクラアズクリニック
参照:https://sakura.az-clinic.com/query/redface_cause/#a2

しっかり保湿する

化粧水などをつけるときは、しっかり保湿をしましょう。保湿を徹底することで、肌のターンオーバーが正常に整ってバリア機能が高まるため、症状緩和に繋がります。その際、なるべく刺激の少ないスキンケア商品を使用するなどすると、より効果が期待できるでしょう。

肌のバリア機能を高めるスキンケア

 

出典:化粧水で赤ら顔は改善できる?自宅でできるスキンケア|アイシークリニック
参照:https://ic-clinic.com/female/red-face/

自分に合った化粧品を使う

自分の症状にあったカラーの化粧品を使用することで、顔の赤みを隠すことができます。ベースメイクの色味を症状に合わせてみましょう。

 

例えば、赤みが強い場合は緑系のベースメイク、赤みが暗めの場合は青系のベースメイク、全体が赤い場合は黄色のベースメイクなどです。コンシーラーやファンデーションなど、カラーバリエーションが豊富な商品から選ぶと良いでしょう。

あわせて読みたい
【専門家監修】化粧品かぶれとはどんな症状?原因や防ぐ方法・対処法についても紹介
「初めて使った化粧品で肌に赤みやかゆみが出た」 「いつも使っている化粧品で肌に突然ブツブツができた」 「化粧品にかぶれてしまったらどうすれば良い?」 化粧品を使って肌がかぶれて…

優しく洗顔する

洗顔でゴシゴシ顔を擦るなどすると、顔が赤くなることがあります。顔の皮膚は薄いため、優しく洗うことで症状改善に導くことができるでしょう。

 

なおクレンジングや洗顔料は、刺激が強いものや洗浄力があるため、肌に負担を与えるものは避けるようにして下さい。

 

出典:クレンジングや洗顔が原因で赤ら顔になることがある|アイシークリニック
参照:https://ic-clinic.com/female/red-face/

無添加クレンジングウォーター

紫外線を防ぐ

紫外線を防ぐことで改善できることもあります。日傘や日焼け止めクリームの使用、帽子をかぶるなど、日焼け対策を徹底しましょう。帽子はツバの広いデザインを選ぶと紫外線が遮断できるため、効果的です。

 

出典:②紫外線の刺激を避けること|お肌のクリニック
参照:https://ohada-cl.jp/%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%A7%91%E4%B8%80%E8%88%AC-4

肌をこすらずメイクする

肌のバリア機能を整えると皮膚の潤いやハリが持続して、症状の原因となる乾燥を防ぐことができます。そのため、メイクをするときは肌をこするのは避けて、優しくしましょう。とくに、洗顔の時は肌をいたわるようにして洗います。

 

出典:肌のバリア機能を整える|【川崎の皮膚科】川崎たにぐち皮膚科|皮膚科、美容皮膚科、形成外科
参照:https://k-derm.net/2021/06/11/2335

肌トラブルを起こさない

顔が赤くなることを防ぐためには、肌トラブルを起こさないことが大切です。自分の肌トラブルの原因を理解して、症状の根本となるアレルギーなどを遠ざけましょう。

 

とくに、顔に症状が出ているときは、肌のバリア機能が弱っています。通常よりも肌が敏感な状態であることを自覚しておきましょう。

→ やさしい成分でお肌のバリア機能を整えるスキンケア
 

出典:刺激を避ける|【川崎の皮膚科】川崎たにぐち皮膚科|皮膚科、美容皮膚科、形成外科
参照:https://k-derm.net/2021/06/11/2335

生活リズムを整える

生活リズムを整えることも対処法の1つです。メリハリのある規則正しい生活を送り、睡眠時間をしっかり確保することは、肌にも影響を与えます。また、肌の水分量を一定に保つことで乾燥を防げるため、症状の緩和に繋がるでしょう。

 

出典:2-1.規則正しい健康的な生活を送る|大阪心斎橋/京橋・福岡天神の美容皮膚科[サクラアズクリニック]
参照:https://sakura.az-clinic.com/query/redface_cause/#a2

 

出典:肌と生活習慣|豊田市の皮膚科【かすがい皮膚科】
参照:https://kasugaihifuka.jp/blog/%E8%82%8C%E3%81%A8%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%BF%92%E6%85%A3/

炎症がひどければ病院へ

スキンケアの方法や規則正しい生活、メイクなど、自分でできる対処法では治まらず炎症がひどいときは、クリニックや皮膚科など病院に行って診察を受けましょう。プロの専門医に症状を診てもらうことで、原因を究明して適切な治療を受けられます。

マスクによる肌荒れにも注意

マスクを長時間していると、肌荒れやニキビなどの症状が出ることがあります。原因は、マスクの中の摩擦で肌がこすれることや、汗で肌のバリア機能が弱まるためです。また、皮膚の細菌のバランスが崩れて炎症を起こすことも原因の1つでしょう。

 

時々マスクを外す、保湿をたっぷりするなど、マスク下の肌のお手入れを十分に行い、症状を抑えるようにしましょう。

 

出典:マスクによるにきび・肌荒れ|なかぞのスキンクリニック博多
参照:https://n-skin.jp/blog/beauty/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%83%93%E3%83%BB%E8%82%8C%E8%8D%92%E3%82%8C/

顔の赤みは病気のサイン?

顔が赤くなることは、スキンケアや生活習慣が原因ではなく、病気が隠れている場合があります。とくに、赤い症状が長期的に続く場合は注意が必要です。病気の症状を下記で解説します。

肝臓病

肝硬変や肝機能障害などの肝臓の病気が原因で、皮膚の表皮の毛細血管が広がり赤く透けてみえる毛細血管拡張症を発症する場合があります。肌が赤くなりますが、炎症を起こさないことが特徴です。

 

出典:毛細血管拡張症|山手皮フ科クリニック
参照:https://www.yamate-clinic.com/aka.html

酒さ

酒さとは、小鼻や頬が赤らむ皮膚の病気です。顔の赤みが連続する、ニキビや炎症が続くなどの症状があるときは、酒さの可能性があります。

 

酒さの原因には様々あり、香辛料の摂りすぎや飲酒・喫煙、紫外線などがあてはまります。スキンケアは保湿を徹底して、紫外線は避けるようにしましょう。

 

出典:酒さ(赤ら顔)とは?皮膚の赤みの原因や症状、2つの治療法を解説|アイシークリニック
参照:https://ic-clinic.com/rosacea-red-face/

すっぴんの顔が赤い原因と対策を知ろう

すっぴんの顔が赤くなることには、乾燥やニキビ、病気など様々な原因があります。自分の症状に合わせた対処をすることが大切です。正しい解決方法ですっぴんに自信を持てるようにしましょう。

 

出典:まとめ|サクラアズクリニック
参照:https://sakura.az-clinic.com/query/redface_cause/#a0

 

敏感肌用の美容液ならWASSER(バッサ)がおすすめ!

監修者
青山ラジュボークリニック
https://rajeubeau-clinic.com/wp/
院長 沼本 秀樹 先生(医学博士)

順天堂大学医学部卒業。医師としてアトピーや敏感肌などの悩みを持った患者と数多く向き合ってきた経験から自身で東京青山にて美容系ラジュボークリニックを開業。女性の肌の悩みを解決できる良質なサービスを提供し続けている。

LINE相談室
Page Top